こんにちは長井です
ぷちパッケージ講座、前回は紙目について書きました
前回といってもすでに去年の記事・・・サボリ過ぎですね(汗)(紙目の記事コチラ)
今回はその段ボールバージョンの段目について解説していきます
段目とは表紙と裏紙に挟まった波々したフルートの方向を指します
段ボールの場合、板紙の紙目と違って目で見れはすぐに判別できます
この段目を意識して設計することにより箱の強度を上げることができます
段ボールのフルートが柱のような役目をして支えてくれるのです
A式の輸送箱は積み重ねることが前提なので段目は縦が基本ですが
商品が入る個装箱は用途や形式に応じて段目が決まります
段ボールでと依頼があった際は強度を重視している事が多いので
箱の強度を左右する段目は板紙の時より更に重要になってきます
段目は目で見て分かるものなので皆さんも段ボール箱を見た時に意識してみて下さい
前回の紙目や今回の段目など、なかなか地味でマニアックな内容となっています
これを読んでいる方は徐々にパッケージ通になってきているのではないでしょうか
更新頻度が亀さんより遅いですが、皆さん付いてきていただけるとありがたいです
2020年11月5日