ちょっとした工夫その6

こんにちは長井です
少し前のブログ『利き手とパッケージ』(記事はコチラ)に書いた指かけについて解説したいと思います

指かけは文字通り指を引っ掛けるためのくぼみです
箱の基本的な機能とは関係なく、あるとちょっと便利なものです
代表的な例をいくつか紹介していきます

・B式のフタ部分

《メリット》
フタを開けやすくする効果
指かけがある事により、フタの隙間に手をいれなくとも差込部分をつかむことができます
《デメリット》
見栄えが悪くなる

・C式身箱

《メリット》
箱を捨てる際に役立ちます
指かけがあると少ない力で箱をバラすことができます
《デメリット》
商品の入り方にもよりますが、箱の裏側が見えてしまう

・C式用フタ(4隅貼タイプ)

《メリット》
箱を開ける際、フタだけを持ち上げられます
通常フタと身は同じ深さのことが多く、フタを持ち上げる時、指をかける隙間がありません
《デメリット》
包装紙がひっかかる恐れがある
見栄えが悪くなる

挙げた中ではB式で外装箱の場合につける事が多いですね
それはやはり商品をいれる箱ではないからで、便利さを追求できるから
どれもこれもエンドユーザーからすると便利なのですが、見栄えが悪くなるため敬遠されがちなのも事実
見た目が機能が悩みどころですね
指かけがないパッケージが多いですが、こういう機能を持たせる事ができるという知識はあって損はないと思います

2023年10月17日
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