ぷちパッケージ講座⑪

こんにちは長井です

フタと身が別々の組立箱のC式
このフタの深さ寸法について考えたいと思います
身箱は商品が入るサイズで決まりますが、フタの深さは自由
大きく③つに分けて解説したいと思います

①フタが身箱に対してとても浅い
写真が①になります
何度も開閉することを想定しています
浅いということは開け閉めしやすいということです
逆を返せばフタが外れやすいともいえます
ギフトというより、例えば靴箱など使い続ける箱におススメです
強度の面では、被っている部分が少ないので②③に劣ります

②フタが身箱より少し浅い
写真の逆の割合で被っている部分の方が多い
ただの四角い箱よりも段が付いていることでアクセントになります
フタと身箱の色が違う場合は更に効果的です
フタを外す際、フタ身が同じ深さだと身箱に指がひっかからないのですが
短いと身箱を抑えることができ、フタを外しやすいです

③フタと身箱が同じ深さ
見た目としては写真のように置いてあると、身箱はほとんど見えません
C式で一番多いのがこのパターン
C式はギフト用途で使われることが多いので見た目が大事です
一番スッキリしています
それからもう1つ理由が
それは包装です
箱を包装紙で包む場合、①や②のようにフタが短いと途中で段ができてしまいます
そうすると包装紙がそこにひっかかり破けることがあります
必ず破けるわけではないと思いますが
試作を検証する際は包装のことも考えていただけたらと思います

image1.jpg
1つの写真で省略して書いています

2018年4月24日
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